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「ん?あぁ……いらっしゃい……」
森繁神社に参拝客が来たので巫女が挨拶する
相変わらず無愛想で冷めた対応をしている
一部の、マニアは喜ぶようだが……
「おいおい……そんなんだから客が少ないんだよ……」
朝食が終わり巫女の元へ僕は行った
「五月蝿い……じゃあ見本見せてよ……」
「良いよ……おはようございます♪森繁神社へようこそ~♪」
僕は明るく笑顔で言う
「うわ……きも…吐き気が…」
「そこまで言うのか!?」
もう恥ずかしくて泣きたくなった
顔が熱くて発火している…
そんなやりとりをしていたら一人の少女が来た
「おはよ…」
内気な鬼の子、名前は朱妹(すい)
黒髪に綺麗なロング、赤い目をした着物姿が似合ってる女の子
「朱妹おはよう!毎日きてくれるね?」
朱妹は大切な常連なので感謝の気持ちを込めて挨拶する
横目で見ると何やら巫女が不機嫌そうにしている
「うん……此処の人はみんな優しいから……」
静かに微笑みながら言う
「それは嬉しいな……厄神様も喜ぶよ……♪」
森繁神社は厄神を祀っている神社である
実際まだ僕は会ってないけど……
「じゃあお賽銭入れて帰るね…」
手を振りながら歩いていった…可愛いな……
今朝気がついた事があった
巫女は不機嫌そうにしているが聞いてみようかな?
「今日の朝食凄く美味しかったんだけど……日に日に上手くなっているね……」
「気のせいよ……//」
何だか巫女の顔が赤くなってるような気がした
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