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驚いて反射的に声のした方向へ顔を向けるが、女性の姿は見当たらない
直ぐ様日記を手に取り、書類や半分ほど残った野菜ジュースが入っている鞄に日記を入れ、女性の悲鳴がした方向へ駆け寄る
「大丈夫ですかー!!?」
声を出しながら女性を捜すが一向に見当たらない
「もしかして誘拐!?」
しかし辺りに車が通った形跡はなく、車はおろか人の気配も全く感じない
もしかしてなにかの聞き間違いだったのかな?
少しの間考えたが答えが見つかるはずもなく、時計を確認すると既に時刻は9時を回っていた
「ヤバい!!!」
再び走りだそうとしたとき自分のすぐ後ろに人の気配を感じた。
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