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海岸に一人、ルビーの青年が佇んでいた。
( ^ω^)「おっおっ、それじゃ行くかお。」
スーハーと息を吸い、青年は海へと飛び込む。美しい魚達をすり抜け、目指すは巻き貝のような家。
ふわりと舞うように家の前に立つと、トントンと扉を叩く。
( ^ω^)「ツン、ツン、いるかお?」
ガチャリ
ξ゚⊿゚)ξ「…また、来たの。」
出てきたのはサファイアの女性。ルビーを見ると少し複雑な表情をした。
( ^ω^)「ツンに会いに来たんだおー。」
ξ゚⊿゚)ξ「…入って。」
玄関を開けたまま、女性ーツンは中に入っていく。青年も追うように中に入るとドアを閉めた。
中はきれいに整頓され、女性は紅茶を2人がけのテーブルに置いた。
ξ゚⊿゚)ξ「ちょうどタルトを作っていたの、食べる?」
( ^ω^)「今日はタルトかお、ツンはお菓子作りが上手いお。」
ξ゚⊿゚)ξ「…唯一の趣味みたいなものだから、お菓子作りと料理は。」
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