2010年4月

6/17
前へ
/41ページ
次へ
谷垣氏(自民党)も、仁比氏(共産党)も 瀬戸際のポッポちゃんよりマシだと、普天間のやり取りを見て思う。 まず谷垣氏 「自民党時代ヘノコでまとまりかけてた原案を、さんざん掻き回して、にっちもさっちも行かなくして、何考えてんだ」という趣旨の突っ込みに、「自民党だって、ヘノコに杭一本打てなかったじゃないか」風に反論している。谷垣氏は「まとまりかけてた案を潰して代案なし」を追及したように私は感じたが、ポッポちゃんは、自民VS民主の「どちらが無能か」に論点をすり替えている。 私が谷垣氏だったら、「普天間から杭一本どけることができなかったオマエに言われたくない」とキレている。 仁比氏に対しても 「貴党とは根本的に安保認識が違うから」と発言して「それがどうした!」と一喝されている。 これもまた当然の怒りで、仁比氏はポッポに対して「安保退けなきゃ普天間どかない」と追及したわけではない。 普天間どけます、を公約した民主党ポッポに対し、「いつどくんだ」と、せっついたに過ぎない。 安保認識は違っても、普天間どけます、で一致(民主党と共産党が)したから、共産党は、民主党を自民党より、ややマシと扱ってきたのである。 仁比氏は、安保認識の距離なんか先刻承知で、だからこそ、安保持ち出さずに普天間限定で質問したのである。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加