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岡田美里(ｵｶﾀﾞ ﾐｻﾄ)
18歳。
無双ビジネス専門学校で、啓介と同じクラスの空手家。
高校時代、全国大会２位という好成績を修めている。
軽量級でありながら、彼女の重量級の突き(パンチ)を受けて立ち上がれる者は啓介以外に美里は知らない。
『強きをくじき、弱きを助ける』というのが彼女の信念である為、中、高、専門学生の素行不良生徒は、彼女を見ると、まず目を背ける。
高校時代は美里の代で学校が変わった、と言っても過言ではない。
風紀委員長だった美里が一人、また一人とクラスのアタマを潰して回ったのだから恐れ入る。
スプレー缶で落書きだらけだった壁も、なんという事でしょう。シンナーを噴きかけて掃除していた校長先生も最近ヒマで仕方ない様子。今では偏差値の高い進学校へと急変してしまった。
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