第一章 ~成長~

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隣町までは列車で片道30分 往復で一時間になる さて、出発だ 鎌屋に到着した 受け取ったのはなにか特殊なものらしい 持ち帰るときには必ず魔力に当ててはいけないらしく、袋に入れて、触れずに持ち帰ったのだが… 「なんだよ、これ…」 村が壊滅していて、一匹の狼が父親と見あっている状態だった 「父さん!」 ギアは本能的に魔力を使い、右手に火薬を生成し、左手で炎を出して狼に突撃する 「ここから、出ていけー!」 「ギアか!」 狼が炎に怯んで動かない間に火薬をばらまき、引火させる 「ガアアアァァァ…!」 「はぁ、はぁ、はぁ…」 「ギア、鎌はどうした?」 「これだよね?」 「よし、ありがとう、お前は家に帰っててくれ」 「わかった」 いつまでもここにいると危ないので家に戻り、母のところへ向かう 「母さーん、ただいまー」
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