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隣町までは列車で片道30分
往復で一時間になる
さて、出発だ
鎌屋に到着した
受け取ったのはなにか特殊なものらしい
持ち帰るときには必ず魔力に当ててはいけないらしく、袋に入れて、触れずに持ち帰ったのだが…
「なんだよ、これ…」
村が壊滅していて、一匹の狼が父親と見あっている状態だった
「父さん!」
ギアは本能的に魔力を使い、右手に火薬を生成し、左手で炎を出して狼に突撃する
「ここから、出ていけー!」
「ギアか!」
狼が炎に怯んで動かない間に火薬をばらまき、引火させる
「ガアアアァァァ…!」
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「ギア、鎌はどうした?」
「これだよね?」
「よし、ありがとう、お前は家に帰っててくれ」
「わかった」
いつまでもここにいると危ないので家に戻り、母のところへ向かう
「母さーん、ただいまー」
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