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「悪趣味な奴だな。
てか、お前は小学生か」
しょうもない泰蔵の行動に俺は溜息をつく。
「このブツにまつわる話をお兄さんに話してごらん」
目をキラキラさえて泰蔵は言う。
からかいたいのがミエミエだ。
「俺には兄貴はいねぇよ。
からかいたいだけだろ?
いい加減にしろよ」
少し俺はイライラしてきた。
「ヤダ。
こんな面白い事黙っとかないね。
完璧な君にしては稀な事だからね」
コイツ……。
何てしつこいんだ。
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