トイレ

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少し蒸し暑い、3段ベッドの3段目 扇風機の風が、後もう少しのところで届かない、そこはかとないもどかしさが僕を襲う。 でも、僕はここから動けない。 動いたら、全て壊れてしまうから。 重い静寂の中、唯一聞こえてくるのは 外で鳴く蝉の声と、時より通る車の走り去る音だけ… 車の走行音が遠くなるに連れ、 僕は思い出す、君のこと… 普段は、近すぎて気付かない…君の大切さ… 気付くと、君はそこにはいない 本当に必要な時、君はいない どんどん遠く離れていく…時より通る、車のように…
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