狂った愛

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「好き」 「うん」 「大好き」 「うん」 「大好き愛してる」 「うん、そうだね」 「っ」 瞬間、今までずっと垂れたままでいた彼の腕が僕の頭を強引に真下に下げた。 唇と唇とあぁああぁぁああぁああぁぁあああぁぁああぁあああぁぁぁああぁあぁぁあああ 頭が真っ白になった。 わけがわからない、わけがわからない。 何でこんな、こんな、こんな僕と 僕と 「っ、」 「そんなに俺のことが好きなら、俺と付き合えば良いよ」 立川さんは僕の顔を少し上げさせ、爽やかに笑いそう言った。 「な、に、言ってん、の」 ビックリしすぎて、締め付けていた手が緩んでしまっていた。 「ね、良い考えでしょ」 立川さんは自由になった上半身を少しあげて 馬乗りになっている僕の顔を右手で触れた。 「涙でぐしょぐしょだね、そんなに俺のことが好きなんだ」 大きくて暖かい手で僕の涙を拭った。 そして 最後に 「愛してるよ、小さなストーカーさん」
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