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〔あとがき〕
短編小説集の1作目を中途半端な長編にしてみました。
実はこういうお話です。もっとじわりと暗くする予定だったのですが
追い詰められてそうせざるを得なくなった状況になり という風になりましたね。
立川鈴というカメラマンは最初から主人公をそういう目で見ていたはずです。
主人公の名前がないのは仕様です。この主人公に名前をつけるのは何だか違う気がして。
因みに立川さんの写真のコンセプトですが
『人間は皆無意識に仮面をつけ生活をしている。無意識に外したり着けたり重ねたり。そんなことをして人は人によって別人になり上手く関わる。
そんな誰にでもある日常ではかかせない仮面をとある少年を使って表現した。』
とかいうやつです。
主人公はその仮面に他人より敏感なので 抜擢されたのでしょう。
まぁ、多少立川さんの好みとかも入ってるかもしれないけれど。
さて、そんなお話でした。
こんな感じで短編小説集のほうに載せた小説を中途半端な長編にさせて頂きます。
がんばる。
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