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『ゼウス：みんなお疲れ。
また明日もよろしく。
明日も同じ作戦で行くから。
ジャックさん＞明日は
参加出来る事を祈る（笑）』
『メティス：お疲れ様でした。
また明日もよろしくお願いします』
掲示板に彼のコメントと
私のコメントを残して少しすると
再び彼からLINEのメッセージが
表示される。
『今から通話出来る？』
身体中の血液がすごい勢いで
心臓を通り過ぎて行くような
ドクドクと感じる感覚に
喉の奥までが苦しくなる。
孝之以外の男の人と携帯で
喋るなんて何年ぶりだろう？
緊張する指先で
急いでメッセージを打ち込んだ。
『大丈夫だよ』
すぐさま画面に浮き上がった
LINEの通話ボタンに
戸惑う指先。
ひとつ深呼吸をしてから
私は覚悟を決め指を置いた。
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