869人が本棚に入れています
本棚に追加
/81ページ
「さあ。この水晶珠に手を乗せてね」
順番が来て、隣の部屋に入ったキムは緊張した表情で、手を乗せる。
すると、水晶珠は鮮やかな赤と僅かに緑に変わった。
「おお!2属性か・・・・。
中々に有望だな」
そう言った教師の言葉に、キムは嬉しそうにする。
「えと・・・俺の属性って何ですか?」
問い掛けたキムの言葉に、教師は笑顔で言った。
「強く出ているのは火です。後、風も少し出ていますよ」
「よっしゃああ!やったあ!」
喜びの声を上げるキムに、教師達は、諌めの言葉を掛ける。
キムは、興奮した様子のままに部屋を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!