子供達五歳

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「さあ。この水晶珠に手を乗せてね」 順番が来て、隣の部屋に入ったキムは緊張した表情で、手を乗せる。 すると、水晶珠は鮮やかな赤と僅かに緑に変わった。 「おお!2属性か・・・・。 中々に有望だな」 そう言った教師の言葉に、キムは嬉しそうにする。 「えと・・・俺の属性って何ですか?」 問い掛けたキムの言葉に、教師は笑顔で言った。 「強く出ているのは火です。後、風も少し出ていますよ」 「よっしゃああ!やったあ!」 喜びの声を上げるキムに、教師達は、諌めの言葉を掛ける。 キムは、興奮した様子のままに部屋を後にした。
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