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直久「なんと、コバルト大賞に応募中の寒椿が、予選を通過しました!拍手!!」
和久「729作品中25位に入りました!直ちゃんやったね!定期テストだってこんなにいい成績とったことないじゃない!」
直久「おま……そこはさ、余計なことをいうなよ」
和久「ごめん、つい嬉しさのあまり本音が」
直久「次は、予選通過30作品の上位10作品が決勝へ進むわけだ。10位だよ、10位!なんか、某アイドルの総選挙みたいなノリになってきたぞ!」
和久「うん。今度は純粋に読者の投票数で決まるみたい」
直久「そうなのか。入れるかな、10位までに。ギリギリ滑り込めないかなぁ!」
和久「そこは読者様のお力添えが必要だね」
直久「てか、万が一、決勝残ったらどうなんの?まさか、俺ら本になっちゃうわけ?」
和久「まさかー。残んない残んない」
直久「ま、それもそうか」
和久「だって直ちゃんだもん!上位一桁の成績なんて取ったことないじゃん」
直久「そこっ?!そういうことなの?」
和久「あはは。まあ、結果は神様と読者様のみぞ知る、だよ」
直久「そうだよな!お願いしますっ、神様、仏様、読者様!」
和久「お願いします」
(二人そろって深々お辞儀)
直久「でもさ、予選で24票獲得ってことはさ、わざわざ、24人も俺らに投票してくれた人がいたってことだろ?」
和久「うん!ありがたいね!0票を覚悟してたもんね!」
直久「日本全国で24人もだぜ!すごくね~!」
和久「そうだね、著者姉妹も驚いてたもんね」
直久「だろ?俺のファンが24人も!」
和久「え、そうなの?」
直久「俺すごくね?俺やばくね!?」
和久「……そ、そうだね」
直久「ついに、俺の時代がきた!」
和久「……そろそろ背後に殺気を感じるのは僕だけかな?」
直久「ん?………ぐはっ!!」
(直久、ゆずるに殴られて意識不明)
和久「……………本選では、予選の投票はリセットされるとのことですので、直ちゃんファンの皆様もそうでない読者様も、エブリスタの読者様は再び一票投じてやって下さい。お願いします」
直久「寒椿の表紙ページに……投票ボタンが……ばたっ」
和久「あ、直ちゃん!死んじゃだめ!」
現在、応募中の寒椿はあおいが三度目の修正をしています。修正後はまた違った味わいになってるかもしれません。ご一読あれ。
今後とも九の末裔シリーズの応援よろしくお願いいたします。
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