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（やばい‼‼こいつ…やばい……‼‼‼‼）
座長さんはとっさに思ったという……。
しかし、いくら叫ぼうと思っても声は出ない。
すると
その思いを知ってか知らずか、その女は
ニヤァっと薄気味悪く笑った………。
そのまま座長さんは気を失った………………………。
次の朝、座長さんが目を覚ますともうその女はいなかった。
まだ夜が明けたばかり、だが座長さんはその部屋を飛び出し、奥さんの部屋にいった。そしてまだ寝ていた奥さんを起こすと夜起きた出来事を話した。
その座長さんの尋常でない声を聞きつけ、真ん中の部屋で寝ていた息子も起きてきた。
（何しとん？こんな朝早くから……）眠い目をこすりながら不機嫌そうにしている息子に奥さんは今座長さんから聞いた出来事を話した。
しかし、息子はそういう手の話は自分が体験しないと信じないたちなので今も尚怯えている父に
（んなもん居るわけないやん😠夢でもみたんやろ⁉）とイライラした口調で言い放った。
（夢やない‼‼ほんまにおったんや‼‼腕枕したんやって‼‼‼）
尚も声を荒げて言う父にイライラはMAXになりつい怒鳴ってしまった。
（やから‼んなもんはおらんって‼‼そんなに言うんなら俺が今日親父の部屋でねたるわ‼‼💢）
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