魔人襲来

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取り敢えず魔法で身を隠し、ユーランス王国に潜入。そして冒険者が集まるギルドに到着した。 1「なぁ、聞いたか?ソフィ様のパーティーの話。」 2「おお、聞いたぜ!レベル40後半のパーティーだろ?何でも冒険者の謎の失踪を突き止めるとかって。」 1「そうそう、その事なんだけどさ、俺見たんだよ」 2「何を?」 1「ダンジョンを!薬草の採取してたらいつもここにいる4人がパーティー組んでて、ダンジョンらしき洞窟の中に入っていったんだ!」 2「冗談言うなよ、そんな報告きてないぜ?」 1「本当だって、あれからよく見かけた4人が消えたんだからよ!」 2「もしかしてここ最近失踪してる冒険者全員がそのダンジョンで?失踪した冒険者ってレベル20、30と結構高いんだぜ?報告がきてないって事は全員・・・」 1「あぁ、多分死んでるな。危険度★4つはあるだろ。」 2「ま、ソフィ様達が行ったんだ。これで解決だな。」 1「そだな。」 ※危険度★4つ。それはLv40推奨という事。例えば★2つならLv20推奨という事になる。 早速ダンジョン発見か? 「なぁ、そのダンジョンって何処にあるんだ?」 1「ん?行くつもりか?既にソフィ様達に潰されてると思うけど・・・場所は----」 そろそろ・・・お、あった。アレか?入るか。 この時俺は完全に油断していた。 スライム? ※暗いので種類は分かりません。 面倒だな、無視安定だろ。 そこで、重い何かが降ってきた。いきなりの事で吃驚し、俺は倒れた。 全身にピリッと静電気みたいな物を感じた。何だ・・・? そして手足が・・・体全体が痺れ、動けなくなった。 麻痺・・・?何か仕込んでたのか?このスライム・・・ 麻痺が治るまで大人しくしとこ・・・時間稼ぎかなんかか?これ。 だが予想外の自体が起こる。 スライムが俺を中心に集まりだしたのだ。 息が出来ない。数百キロと重みを感じる。ヤバい。何だコレは。 スライムは床を這うだけのハズだ。こんなチームワーク紛いの事、できる訳が無い。だが実際この有り得ない事が起きている。 このままでは死んでしまう。だが体が痺れて動かない。 「こんな・・・所・・・で・・・」 俺は意識を失った。
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