魔人襲来

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パチッ。 「・・・知らない天井だ。」 「お、起きたか。初めまして。俺の名前はフロウ。お前は?」 微笑みながら話しかけてくる男がいる。だが目が完全に笑っていない。酷く冷徹な目。俺は恐怖を覚えた。 「俺はホルス。所でここは何処だ?」 視点チェンジ---- 「俺はホルス。所でここは何処だ?」 フロウ「ホルスか。ここは俺のダンジョンで、俺の部屋だ。」 ホルス「ダンジョン、此処がダンジョンか・・・」 フロウ「俺からも質問だ。お前は何だ?」 ホルス「?どういう意味だ?」 フロウ「お前は人間じゃ無いだろ?種族を教えてくれ」 ホルス「あぁ、そういう意味か・・・誰にも言わないなら特別教えてやる」 フロウ「おk、誰にも言わない」 ホルス「俺は魔人。魔界から人間界の偵察に来た。」 フロウ「魔人・・・」 ホルス「俺も質問だ。少し気になっていた事を聞く。ユーランス王国のギルドで聞いたんだが、ソフィ様御一行とやらはどうしたんだ?」 ソフィ"様"?アイツ結構慕われてんのな。まぁLv52だったし納得。 フロウ「あぁ、ソフィか。ソフィは俺の性奴隷、仲間達には死んでもらった」 ホルス「・・・中々な人間だなお前は」 フロウ「男なんて生かす価値が無いからな。」 ホルス「ハハ!面白い。珍しい人間だな。」 フロウ「そりゃどうも?」 ホルス「所で俺はダンジョンに興味がある。1つ潰してみたいと思っていたんだが・・・簡単に死ぬところだった。お前はダンジョンに詳しいだろ?手伝ってくれないか?」 お、丁度いい。俺も他のダンジョンがどんな物なのか気になってたとこだ。こんな冒険者がアッサリ死ぬのに何で他のダンジョンは攻略なんてされるんだ?って フロウ「おk、俺も他のダンジョンが気になってた所だ。宜しく」 ホルス「助かる。このダンジョンはソフィ様御一行とやらに潰されるって話だったから一応他のダンジョンの場所も聞いてきたぜ。案内する。」 フロウ「おう、頼む」
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