ダンジョンマスターの独走

ダンジョンマスター

俺は取り敢えず奥に置いてある宝箱を開けた。

そこには紫の光を放った珠。

何だこれ？宝石？水晶？アメジスト・・・か？

いやでも光に反射してるわけじゃなく光ってるよな？

『マスター情報消去、これより新しいマスターの情報取得に取り掛かります』

そういって俺の中に入っていく・・・は？

フロウ「ｵｲｲｲｲｲ!?大丈夫なのかｺﾚｪｪｪ!?」

『マスター情報取得完了』

『では、これよりマスターの身体改造+ダンジョンマスターとしての知識をマスターの脳に植え付けます。』

フロウ「身体改造!?何するつもりだ!?知識を脳に植え付ける!?」

パニックに陥っていると、体全体に駆け巡るような激痛が走った。

フロウ「っくぁっ・・！？ぐ・・・ア・・・ガあアああアあアアああ！？」

5分ほどして痛みが引いていった。

『完了』

なんつー痛みだよ・・・さて・・・色々と確認したい事があるな。取り敢えずステータス開いてみるか。

名前：フロウ
レベル：1
種族：ダンジョンマスター
性別：男
職業：ダンジョンマスター
称号：new《ダンジョンマスター》new《魔盲》
スキル:new《魔眼》new《自己再生》

能力値
HP：1500
MP：0
攻撃力：520
防御力：120
精神力：350
敏捷:1250
知力：0

new《ダンジョンマスター》

自分の支配下モンスターの全てのステータスを+10%UP

new《魔盲》

魔力が無い。その代わりにステータスのどれかを1レベルアップ毎+20上げられる。

new《魔眼》

反射。自分に仇なす物全て、概念すらも反射させる。1日1回、使用時間は1分のみ。

new《自己再生》

ダメージや状態異常が瞬時に全回復する。

・・・おぉ。

魔盲・・・は若干痛いか・・・まぁ良い、敏捷に設定しておこう。魔眼・・・？強過ぎだろ・・・1日1分か・・・重宝しないとな。自己再生・・・ダンマスってのは凄いな・・・