第一話

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「隼人はどんなですか?」 カチャ テーブルに紅茶が置かれた 「良い生徒ですよ。成績も良いですし」 「なら良かったわ。実は前の学校でちょっとイザコザがありまして転校したんです」 「イザコザ?」 「はい。いじめと言うんでしょうか。悪い子達に標的にされてたみたいで」 「そうだったんですか…」 「あ、隼人の携帯番号教えときます。何かあった時にでも。」 隼人の母親は、そう言うと髪に携帯番号を書いて渡してくれた 「先生どうか隼人を宜しくお願いします」 隼人の母親はペコリと頭を下げた 「いえ、こちらこそ宜しくお願いします」 綾瀬も慌てて頭を下げ返した
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