第一話

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夏休みが終わり今日から2学期が始まる 高原隼人(タカハラハヤト)は高校に向かう為、バイクを走らせていた キキ――ッ 見通しの悪い所で女の人が出てきた バイクは少し傾いたものの二人とも大丈夫だった 「ごめんなさいッ、大丈夫ですか?!」 女の人は慌てて心配そうに言ってきた 「大丈夫です…それよりプリント飛んでますよ」 「あっ、いけないッ」 そう言ってプリントを拾っていく 隼人はバイクを起こしプリントを拾うのを手伝った 「ありがとう。ってあれ指輪がない」 女は指輪を探し始めた 隼人の近くに落ちていてすぐ見つけた 「ありがとう。助かったわ。あ、いけない行かなきゃ、本当にありがとう」 それだけ言うと女は隼人の前から去って行った
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