嫉妬

4/6
前へ
/98ページ
次へ
  動揺しまくる潤一の姿に クスクス笑い出した勇は続けた。 「小5の時のだけどね」 「しょっ…」 平静さを失った潤一の言葉に悋気が混じる。 「どっ…どこまでいったの…」 「ん、別に何もしてないよ。 キスもしてないし、手だって繋いだことない」 「え?」 勇は潤一をなだめるように言う。 「小5ってさ、ほら男ってまだ結構ガキな頃じゃん? だから告白されて、何かわかんないけど何となくつき合っちゃった…、って感じ」 「あ…そうなんだ…」  
/98ページ

最初のコメントを投稿しよう!

347人が本棚に入れています
本棚に追加