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「…告られたんだ俺」
「……」
睨んでいた勇の顔は、今度は
膨れっ面に変わる。
それを見て、瞬間たじろぐ潤一。
「…勇…さん?」
潤一は、
整った顔でスタイルが良く、さりげなく優しいので昔からよくモテていた。
勇と付き合ってからも何度も女子から告白されてきた。
潤一がモテるのは わかってはいるが、勇は未だにそのことでヤキモキしていた。
「…またかよ」
むすっと機嫌悪そうにそっぽを向く。
「あ…、あれ、勇ヤキモチ?」
「…違う!」
「勇…」
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