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「これで、もういいんですよね?」
そう言って覆いかぶさる可愛に、樹利は目を丸くした。
「だ、たから、どーしてそんなにガツガツなんだよ?」
「だ、だって、もう、なんだか!勝手に身体が」
ひとつになりたい気持ちが抑え切れない。
こんな男の人、絶対駄目だよね?
分かってるんだけど、身体が言うこと聞いてくれなくて。
樹利はいつもたっぷり愛してくれるのに……。
何をしていいのか分からない上に余裕がない。
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