第1話『先輩がツンデレだった件について』

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「そこの、お嬢ちゃん。ここは、君の来る場所じゃあないんだ。俺が一緒についってあげるから、一緒に帰ろう!」 自分が出せる全力の爽やかスマイルで言ってやった。 みんなが、俺にゴミを見るような目線を向けている。 …な、なぜだ? 俺が何かおかしな事をしたっていうのか!? 横目で幼女を見ると肩を震わせて泣いてるようだ。 「大丈夫だよ、お兄さんがそばに居てやるからさ」 みんなの視線?そんなもの関係ない。 決まった、これで幼女もイチコロさ。 俺はキメ顔しながら横目でちらっと幼女を見た。 まだ、震えながら泣いている。 あ、あれ、震えが大きくなってるような… 「おい、てめぇ、さっきから幼女幼女うるせぇよ、ぶっ×すぞ!」 「…え?」 いま、この幼女が言ったのか…? いや、そんなはずは… 幼女ってのは純粋で無垢な天使だろ…? な、なんなんだ、この幼女はァ~!? 「ほ、星川、その人先生だぜ」 「な、なんだと…」 先生だからか… って納得できるか! 生徒に暴言吐いてたよね今!? 「おい!?星川後ろだ、後ろッ!早く避けろ!」 「え?志村後ろ!?だっふんd… ガンッ 突然頭に鋭い痛みが走る。 「星川ァ、ちょっと話がある」 「「((あ、星川くん死んだわ))」」 「…。はっ!?引きずらないでください!え?つかその体のどこに筋肉が!?え、何この殺気、誰かたすけてええええええええええええ」 「「( ´∀`)bグッ!」」 「ちょ、嘘、まじで、誰かああああああああ… ((みんな、星川くんに敬礼!))
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