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「ん…どこだ…ここ?」
起きたら知らない天井だった。
何を言ってるのかわからねーと思うが(ry
よくありがちな真っ白い天井に蛍光灯。
俺が今寝てるのは、ベッドで間違いないだろう。
そして、仄かに香る消毒液の匂い。
ここは、保健室じゃないだろうか。
「起きた?」
横にあったカーテンが開き、一人の女の子が入ってくる。
「先…輩?」
「そうよ」
葉月美咲先輩だった。
わざわざ、俺を起こしにきてくれたのだろうか。
あれ?そういえば何故俺は、寝ていたんだ?
今日1日を振り返ってみる。
確か、朝起きて、遅刻して、校門の前でうずくまってて、先輩とあって、部活に勧誘されて…
「いきなり背負い投げなんてヒドイじゃないですか!!」
そうだ、俺投げ飛ばされて気絶したんだった。
「ご、ごめんって言ったじゃない…」
涙目は、反則だろ。涙目は。
「そ、そうでしたっけ?まあいいですけど」
パンツを見たお返し分と思えば背負い投げなんて屁でもない。
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