第1話『先輩がツンデレだった件について』

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「そういえば先輩。今何時ですか?」 さっきから外が暗いようなきがするのは気のせいか? 「えっと…怒らないで聞いてくれる?」 「え、まあ、はい」 「五時半です…」 おい、嘘だろ!? 気のせいだったらよかったのに! 「初日休んじゃったぁぁぁぁ」 「もう、何度も謝ったじゃない!」 逆ギレされても困るんだけど… でも、涙目だし反省はしてるんだろう。 「はあ…帰りますか」 「うん…」 「え!?一緒にかえるんですか!?」 こ、これなんてギャルゲ!? お、女の子と二人で帰ったことなんてねぇよ! さらに美少女だぞ!? ふ、ふ、フラグなのか!? 「せ、先生に言われたのよ!あと怪我させちゃったし…」 現実は、ギャルゲほど甘くなかったです。 「ああ…なるほど。じゃあ帰りますか…」
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