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「ねえ、エディ」
ケイはあくびを噛み殺す。
「ん」
「ちょっと寝ていい?」
「狭い」
間髪入れずエディは拒否した。
「それはお互い様だよ」
「俺の膝で寝るか?」
「馬鹿」
足場から宙に下ろした右足で、エディの左足を蹴る。
「誰が馬鹿だ」
そう言って彼は反撃する。ケイの足はエディの足に絡め取られる。
「わ、それ反則」
逃げようと足をばたつかせると、片方の靴が脱げて、下へと落ちていく。
「やったな!」
エディの靴を脱がそうと躍起になる。足での攻防を終えると、双方の両足ともに裸足になっていた。
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