第1話

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「ハイ、チーズ!…よし!撮れたぞ!早速Twitterに投稿してみるか!!」 「嬉しそうだな本当に。何がそんなに楽しいんだか」 自撮り写真をチェックしている悟志に対して、俺は呆れ顔になりながら嘲笑する。 それから10分後、電車が到着した。 いくら無人駅といえど、電車到着前には2、3人は集まる。 「やっと来たか…」 20分も待たされた電車に対して、僅かな苛立ちを覚えながらもそそくさと電車に乗り込んだ。
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