第1話
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座席に着くと、朝が早かったせいか急に眠気に襲われた。 一駅、二駅と進んだところでどうやら俺は寝てしまったらしい。 それからしばらく寝たであろう時に、悟志の声によって起こされた。 「おい、起きろ弘樹!見ろよこれ!200RTだ!初めてだよこんなの!」 「ん…そうなのか、良かった…な…」 寝ぼけていた俺はそう答えるのがやっとだった。
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