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「次は…げっ!25分も待つのかよ」
「マジかよ…俺は勉強でもするか」
次の電車まで、結構な時間が空いてしまったので俺は単語帳を覚えることにした。
それからしばらく、ひたすら単語と向き合っていた俺に悟志が話しかけてきた。
「…なぁ、俺たちも線路で写真撮らないか?今、駅には誰もいないしよ」
いきなり何を言い出すかと思うと、さっきの写真のことをまだ考えていたらしい。
「いや、それはマズイだろ。だいたい線路なんて危ないし…駅員にも怒られるぞ」
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