イミテーションギャング

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 そしてナガメ勢力が来た。 「いいね、ナガメ。あたしを殺したい?」 「ううん、生かしてやりたいことがある!ナトリンの文がすごかったから、あたしの弾丸あげるね!」 「いいよー!じゃあこっちがあたし!イェイ!もらうね!」 「いくよー、それっ!」  華去爾はその闘いを傍観しながらこう思った。  ――女って怖ェ。  油断したその時、黒猫三番がライトの開けたガラス窓から飛び込んで来た。 「くしゃしゃしゃしゃ!黒猫三番、ここに立つ!我にかしづけ、ひざまずけ!」 『あ、そうですか。じゃあ跪いときます』  ナトリとナガメはひざまづいたものの、華去爾は乗らない。サロマはナトリにこう言った。 「ナガメの連れて来た勢力は任せな!」 「俺はナトリさんを守ります」 「なってない、なってないよ、この組織!黒猫三番がもらってくよ!くしゃしゃしゃしゃしゃ!」 「あげないのら!」  ナガメがそう言うと総本山のナトリはようやく本気を出した。
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