13人が本棚に入れています
本棚に追加
そしてナガメ勢力が来た。
「いいね、ナガメ。あたしを殺したい?」
「ううん、生かしてやりたいことがある!ナトリンの文がすごかったから、あたしの弾丸あげるね!」
「いいよー!じゃあこっちがあたし!イェイ!もらうね!」
「いくよー、それっ!」
華去爾はその闘いを傍観しながらこう思った。
――女って怖ェ。
油断したその時、黒猫三番がライトの開けたガラス窓から飛び込んで来た。
「くしゃしゃしゃしゃ!黒猫三番、ここに立つ!我にかしづけ、ひざまずけ!」
『あ、そうですか。じゃあ跪いときます』
ナトリとナガメはひざまづいたものの、華去爾は乗らない。サロマはナトリにこう言った。
「ナガメの連れて来た勢力は任せな!」
「俺はナトリさんを守ります」
「なってない、なってないよ、この組織!黒猫三番がもらってくよ!くしゃしゃしゃしゃしゃ!」
「あげないのら!」
ナガメがそう言うと総本山のナトリはようやく本気を出した。
最初のコメントを投稿しよう!