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ハルは、高校３年生の時に同じクラスだった男の子。
ちょうどパパが亡くなって落ち込んでるときに、傍にいてくれた。
ハルは、
お父さんとお母さんが離婚して、母親と暮らしてる。
だからちょっとは父親の居ない気持ちが解るって言って、
慰めてくれたり、笑わせてくれたり。
すごく、普通で居られて、
すごく、ラクで、
好きというより、お兄ちゃんたちと同じ位置かな…
そんな感じなの。
大学でも一緒だったから、自然と一緒にいる時間が多くて、
友達たちはみんな私たちが付き合ってるんだと思ってたみたい。
「なあ、結花。
みんなもああ言うんだし、付き合っちゃおうか俺たち。」
なんてふざけた事を口走った事がある。
「何言ってんの？
バカッ！」
って答えた。
だって、そんなことで付き合うなんて…
冗談じゃないって言うの！
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