星降る夜
2/10
読書設定
目次
前へ
/
42ページ
次へ
見上げれば、落ちてきそうなほど空一面に散りばめられた星屑。 白い息を吐き出しながら、ダウンコートのポケットに手を入れて身体をぎゅっと縮める。 車からマフラーを取り出して口元まで覆うと、もう一度夜空を見上げた。 痛みにも似た空気の冷たさが、より一層星を輝かせる。 いつもよりずっと近くて静かな夜空に抱かれながら、私は何度も何度も願った。 どうか、この想いが届きますように、と。
/
42ページ
最初のコメントを投稿しよう!
288人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
378(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!