side C: ×××

3/4
221人が本棚に入れています
本棚に追加
/295ページ
そいつは僕と相棒を掴んでレジへと持っていった 「え、こんな冴えないヤツ?」 そう思ったけれどゴミ箱行きよりはマシだ 潔くコイツとともに生きよう!僕はそう思ったよ だけど僕は数分後驚愕することになる 僕たちは食べられることが何よりの幸せなんだ そうしてその人の中で生きていく なのに なのに…! 人間にはこんなキチガイじみた行為をする奴がいるのか 信じられないよ! そいつは僕と相棒をテーブルの上に置いて、僕らの間に…自分の、アレを、挟んだんだ!! これが何を意味するのか僕には分からない 分からないけど、そいつは何故だか切ない顔をしている
/295ページ

最初のコメントを投稿しよう!