8人が本棚に入れています
本棚に追加
/117ページ
先日、式年遷宮が行われました。
テレビにですが、神器(の入ってる箱)が映りましたね。
私が見たときは、八咫の鏡(の入ってる箱)が映っていました。
この20年に一度の式典は、いわば各職人の伝統や技術を継承する一大イベントです。
毎回、最高峰の技術で様々なものを作り上げているそうです。
伊勢神宮は、普段の食事や遷宮に必要な木材などの全てを、伊勢神宮の持っている土地でまかなっています。
しかし、今回は(相次ぐ大改修や戦火の傷跡によって)木材が不足し、他県の物を使用しました。
また20年後までに木が育っていると良いのですが…。
前回は刀鍛冶にて、日本で最後の朱鷺(トキ:神代の聖鳥)の羽をあしらった刀が造られました。
今回の為にも、20年前に朱鷺の羽を大量に戴いたそうですが、みんなダメになってしまっただろうとのこと。
今回はどのようなものが出来たのか気になります。
そして、最近は世界遺産登録に向けた活動が数多く行われていますね。
なぜ、こんなに長く続くイベントを世界遺産に登録しないのか、
という話ですが、それは、行事に関わっている方の多くが、
「これからも続いていく行事であって、遺産ではない」
という思いを抱いているからだそうです。
ただ「文化保護だ」といって世界遺産登録すればいいという話ではないですね。
最初のコメントを投稿しよう!