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(時間……)
涼子は思う。
どう詰めてやろうか、と。
まず聞かなきゃいけないのは、青木の口から聞いた田辺洋子という名前の事。
そして、本当に今回の件が如月の仕事絡みじゃないのかどうか。
(間違いなく、アイツは何かを隠しているわ……)
キッチリ全部問い詰めて。場合によっては仕事を降りなきゃならない。
その時にはここまでの報酬の話や今後についても話し合いが必要だと。
その時、
来客を告げる正面のチャイムが鳴った。
椅子から立ち上がって玄関に向かう涼子。
カチャリと内側から扉を開ける。
そこには、花のようなピンクのシャツに茶色のパンツを合わせた如月凛花が立っていた。
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