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いづき「……は?」
放課後、鞄にもろもろを入れてたら鈴村が
貴司「だから!平沢を尾行しようぜ!」
と目をキラキラさせて言ってきた、ご丁寧に小声で。
いづき「…何で?」
便乗して小声で聞いてみる。
貴司「ふふん!何故なら!尾行すればあいつがモテる理由がわかる筈だからだ!」
いづき「悠太なら教室出たけど?」
貴司「なんだと!?行くぞいづき!」
いづき「ちょまっギャワッ!」
引き摺られるように教室から出た。
貴司「おっと!」
いづき「うっ!」
急に止まったかと思えば近くの茂みに隠れる鈴村と俺、ちなみに校門前。
校門に目を移してる鈴村に習い俺も見てみる。
いづき(あぁまたか)
校門にいた悠太は他校の女子に話しかけられていた、ここならかろうじて声が聞こえるはずだ。
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