そしてアホになる

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「なぁリプティ」 「はいー?」 「俺を思いっきりひっぱたいてくれないか?」 「え、ええ!?」 いきなりのドM発言にリプティは驚き、ドン引きである。 それもそのはず。 今までのネンザンはいい意味でも、悪い意味でも真面目な勇者だったのだ。 それが・・・ 「ど、どうしたんですか?悪いものでも食べたんですか?」 「いや・・・これ夢なんじゃないかなって思って・・・」 「夢のわけないですよー!いまさら何言ってるんですか!」 「頼む!納得いかないんだ!ひっぱたいてくれ!!」 「・・・えええ・・」 もはやただの変態ドMになり果てようとしていた。
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