623人が本棚に入れています
本棚に追加
内側から
熱いものが更にこみ上げてくる。
どうしたらいいのかわからなくて
私は必死でレンズの奥の瞳に
答えを探す。
まっすぐ私を見つめる黒い瞳
…なに?この子…男の子なのに…
色気、半端ない…ッ!!
私の心臓は急速に
どきどきと高鳴り早まっていく。
だめ…これ以上…近づいたら…
…この瞳は…危険!危ない…!!
と、とにかく、
早く逃げなくちゃ…!!
「大人をからかわないで…!」
「…あ、動かないで…」
「………!!」
神谷圭斗は私の顎をくいっと
持ち上げた。
そして私の目をみつめ微笑む。
!!!―――ッ!
最初のコメントを投稿しよう!