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「食べ物顔につけて…子供!」
「っ!」
う…ちょっと、
言い返せない…かも…
「…だからって、
触って取らなくても…
口で言えばいいでしょ?もう!」
「…あぁ、そっか!」
「…そして早く
私から離れなさい…!」
ドアに手を置いたまま神谷圭斗は
凄い近さでまだ私を見ていた。
私…からかわれてる?
年下の、それも生徒に…!
教育実習初日で、
生徒とこんな急接近しているの
誰かに見られて
変な誤解でもされたら…
困るわ…私、
それだけは避けなくちゃ…!
「…だって桃ちゃん
小さくてかわいいのがいけない」
「えっ?!」
「もっと近くで見たくなる
たとえば…」
「………っ!?」
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