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「そういえばまだ、名乗ってはいなかったな・・・私は『闇の書』の守護騎士であるヴォルケンリッターの一人・・・剣の騎士、シグナム・・・そしてこいつは炎の魔剣、レヴァンティン・・・」
「俺は元木の葉隠れの忍、うちはイタチ・・・そしてこいつは俺の初めてのデバイス、村正だ・・・」
『よろしくな。』
そうして女性、シグナムとイタチは互いに自己紹介する。
「うむ。うちはイタチに村正か・・・良い名だな・・・このような出会い方でなければ良い“友”になれたのかもな・・・」
「・・・一応聞くが・・・今からでは駄目なのか・・・?」
「あぁ・・・残念ながらな・・・レヴァンティン・・・カートリッジロード・・・」
『イエス。 ロードカートリッジ。』
次の瞬間、シグナムの剣、レヴァンティンから空薬莢が排出され、シグナムの“魔力”が上がり、レヴァンティンの刀身が炎に包まれる。
「!?“チャクラ”が急激に上がった!?」
『マスター。あれはカートリッジシステムです。』
「カートリッジシステム?」
『カートリッジシステムとは“魔力”・・・マスターで言う“チャクラ”を圧縮した弾をロードすることで一時的にですが、“チャクラ”を爆発的に上げることのできるシステムです・・・ですが・・・その“代償”として使用者とデバイスに大きな負担をかけるシステムでもあります・・・』
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