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「・・・」
その後、イタチは無言で地面に刺した村正を引き抜き、今まで以上に強力な雷の“チャクラ”を村正に流し込み、村正の刀身が強力かつ強烈な“輝き”を放つ雷に包まれ、すっかり暗くなっている筈の辺りの風景がはっきりと見えるくらい照らし出される。
バチチチチチィィィンッ!!
「・・・私の真似事か・・・イタチ・・・」
「あぁ・・・そして・・・次で終わりにする・・・」
イタチはそう言うと村正を今一度構え直し、シグナムも同じようにレヴァンティンを構え直す。
「・・・」
「・・・」
二人は最後まで笑みを零したまま、同時に駆け出した。
「「ハアアアァァァッ!!」」
「“紫電一閃”!!」
「“千鳥一閃”!!」
シグナムの“炎”とイタチの“雷”がぶつかり合い、そして・・・
・・・カッ!!ズガアアアァァァンッ!!
大爆発を引き起こした・・・
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