第1話 

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「は?」 「ですから、そらは何かあればまたこの町に、」 「あ」 「あ?」 何か、お兄さんが色々言ってくれているけど、 けど、 ――気持ち悪い。 「待て! そらちゃん、そこに吐くな!」 そこ……? そこって何処よ! 私はお兄さんの胸ぐらを掴んだまま、勢いよく、 リバースした。 いつも、にこにこ笑顔の優しいお兄さんは、 笑顔のまま、顔を真っ青にする。 これが、久しぶりに再会した日の思い出だ。image=480604219.jpg
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