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スーパーで80mlのミニ缶を買って、二本目をサンドイッチと共に飲む。
昨日の反省からノンアルコールだけど。
エビとアボカドのサンドイッチと、チキンとレタスとチーズのサンドイッチ。
おいしいけど、お酒にもあう味なのが怖い。
てか悔しい!
まるで私もお兄さんの笑顔に騙されて、手伝いを志願してしまったようで。
「そら、何か怒ってる?」
お兄さんも飲み干すと、心配そうに此方を除きこんだ。
入荷した花は、ほぼ売り切れ。
あとは、ネット注文のプレゼント用の花のアレンジメントだけ。
「お兄さん、予約いっぱいって言ってたけど、そんなに儲かってんの?」
「儲かってるって……」
苦笑いすると、また缶を1つ開けて、サンドイッチと共に飲み干す。
「秋は結婚式シーズンだからいつもより予約があるだけですよ。それに予約やスケジュールは響に任せっぱなしなんです。食事は静也が言わなくても用意してくれるし」
「なんとまぁ。そんなに綺麗だと世界はイージーモードで生活できるんだね」
そう言いつつ、お兄さんの手元を見て、目を見開いてしまった。
その缶、ノンアルコールじゃない。
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