第1話

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―野望 始動 前日― 俺は就職先が未だに見つからずカフェでバイトをする毎日を送っている。 誰か俺に仕事を与えてくれる天使は現れないだろうか…。 PM.11.00 バイトが終わり、借りている家賃5万のアパートに帰る。それが俺の日常、どうだ…笑えるほどつまらないだろ。 たまに就活で会社を転々とまわる、それのくりかえしだ。 というナレーションをしていると暗い住宅街に街灯いがいの小さな灯りが近づいてくる。 スマホの明かりだった。 その人はスマホに夢中で電柱に気づかず、そのままぶつかった。
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