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『こっちを見ろ――!それともその小さな箱に詰まった情報の方が大事なのか!なんだ、なに見てんだ!?AVか、AV見てるのか?俺にも見せろ!』
とスマホを取り上げた。
スマホの画面は真っ白で一文字こう書かれていた。
"スカイツリーの下に来い"
何がなんだかさっぱりわからなかった。
すると、画面が電話画面に変わり、女の人の声が流れた。
『洗脳されていない運のいい皆様こんにちは。』
抑揚がなく、淡々と話している。機械音声を使っているのだろう。
『シンプルだけどいい作戦だったでしょ。緊急アラームでスマホに視線を向けさせて光りで洗脳、あの光りにはね…赤外線やらで目から脳に刺激を与えて洗脳するって仕組みなんだよ。すごいだろ…。』
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