第4話
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小さくも、大きくもないベッド。フカフカの布団に包まったオレたちは、向かいあって、抱き合う。 「浩くんといると、自分がどんなに愛されてるか分かる。」 突然、清香が言い出す。オレの腕に頭を摺り寄せて、まるで本物の子犬みたいに。 「当たり前でしょ。愛してるもん。」 オレは、隙間もないくらいに抱き寄せる。清香の腕は、オレの背中に回って、俯いた顔は、オレにはよく見えない。 「アリガトウ。」
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