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ベッドに戻りミネラルウォーターを含む。
よく冷えた液体が身体の中を落ちていく感覚が心地良い。
隣で彼女が身動いだので、息を殺してやり過ごす。
「ん……。」
悩ましげな吐息と共に、露になった肩が闇の中で光る。
先程まで触れていた彼女の滑らかな肌の感触が恋しくなって、手を伸ばしてスッと輪郭をなぞった。
……何だろう、この感覚は。
次々と頭の中に浮かび上がる言葉達。
降りてきた、というのは、こういう瞬間のことを言うのかも知れない。
「……パソコン、持ってくれば良かったな。」
そう一人ごちて、サイドテーブルに置かれたメモに手を伸ばすと、彼女を起こさないように筆を走らせた。
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