第一章 男なんて大嫌い

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「まさかとは思うけど、先生は私が好きなの?」 もしそうなら、私はここにはいられない。 「さあなあ?」 「え、さっき見てたって。」 「だから、かわいいなってさ。好きじゃなくたって思うだろ。」 「だって、つき合うって言うのは?」 なにか、私の中の常識みたいのが崩れていく 「小畑は面白いから。つきあってみてもいいかなあと。」 「馬鹿にしてますか?」 「褒めてるんだけど。」 「どうせ、彼女とかいるくせに。」 「あ、いない。セフレならいるけど?」 「っせふセフレってっ…」////// 「俺ってかおいいじゃん?  でもさ顔で寄ってくる女なんて本気にならない。    まあ、それでも、本気にならないでも構わないって女とは  一回ぐらいは寝てもいいよって言ってやるんだ。  まあ大抵は、『サイテ-』とかいっては殴られて終わり。  あ、ごめん刺激的すぎたかな、高校生には?」
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