第一章 男なんて大嫌い

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運動神経が全くないのに。 必死で向かってくるあの子 気になってしょうがない。 最初に会った時の泣き顔も脳に焼き付いて離れない。 気づいてしまった。 おれは、あの子に惚れている。 11も違う高校生に。 まずいよな 犯罪だろ。 俺、公務員だしなあ。 とにかく今日はあえるはず。 会って話ができるだろうか 他の奴に取られる前に 捕まえなくては。 俺は公民館へと、はやる気持ちを抑えて、 残る仕事をやっつけた。
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