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少女にターンが回ってきた。
「私のターン、ドロー。手札から魔法カード《エクセレント・リボーン》を発動するわ。墓地から《裏切りの王女》を特殊召喚」
《エクセレント・リボーン》
魔法／通常
自分の墓地のモンスターを一体選択して発動する。そのモンスターを特殊召喚する。
（制限カード）
「さらに《呪われた剣》を召喚するよ」
《呪われた剣》
☆☆☆／闇
悪魔族／チューナー
０／０
効果：自分のモンスターゾーンに戦士族モンスター一体しか存在しない時、手札のこのモンスターを特殊召喚できる。
１ターンに一度、このモンスターの種族をターン終了時まで戦士族にする。
「チューナー……、来るか」
「私は《裏切りの王女》に《呪われた剣》をチューニング。呪われし力よ、無に帰し大剣の姿となりて、その姿を現せ。シンクロ召喚、《厄災の大剣 ストームブリンガー》！」
「ストームブリンガーか……！」
これは厄介だな……。
《厄災の大剣 ストームブリンガー》
☆☆☆☆☆☆☆／風
戦士族／シンクロ／効果
２５００／２０００
戦士族チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
効果：このカードが攻撃宣言するとき、自分のフィールド上のカード一枚をリリースしなければならない。
このカードはバトルフェイズ中、魔法・罠カードの効果を受けない。
このカードが相手モンスターを戦闘で破壊したとき、相手の手札が４枚以上なら、相手は手札を一枚選び、デッキの一番下に置く。
「ストームブリンガーはバトルフェイズ中、魔法・罠カードの効果を受けないモンスター。ただし、このカード攻撃には相応の生贄が必要になりますが。そして、相手モンスターを破壊し相手の手札が４枚以上であれば手札も破壊できます」
俺の魔法・罠カードのうち１枚は攻撃反応型、ストームブリンガーはどうしようもない。
「ストームブリンガーでエアリオルに攻撃します」
「ぐっ！？」
全身に小さな痛みが走る！
８０００→７９００
「どういう……ことだよ。この痛みは」
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